ハタヤマ ナツコさん 酒匠・唎酒師
SSI認定の酒匠・唎酒師。あらゆるお酒を飲み比べた末に辿りついた日本酒のおいしさと奥深さに感銘を受け、全国の蔵元や試飲会巡りを行い、造詣を深めている。今までに飲んだ日本酒は数えきれず!最近は、料理と日本酒のマリアージュに注目しつつ、おいしい組み合わせを提案。
知っておきたい日本酒の基礎知識
日本酒選びの際、瓶のラベルに表示されている酸度や、酒度の+(多いほど辛口)、-(多いほど甘口)はあくまで参考程度に。私が所属するSSIでは日本酒を"香りと味わい"で大別し、4つのカテゴリーに分けていますから参考にしてください。具体的には、(1)香り華やかでフルーティ、爽やかな味わいのものを薫酒(主に大吟醸酒・吟醸酒系)、(2)穏やかな香りと軽快でなめらかなものを爽酒(主に本醸造酒・普通酒・生酒系)、(3)ふくよかな香りで米の旨みが強く、コクのあるものを醇酒(主に純米酒・山廃系)、(4)複雑な熟成香が高く非常に個性的で力強い味わいのものを熟酒(主に長期熟成酒・古酒系)としています。
より深く味わい、楽しむなら
日本酒は、やはり料理と合わせることでより華やぎます。だからこそ、みんなで食事を囲む機会が多くなる1月にはぴったりなんです。大きくいうと、(1)薫酒は食前酒向きで刺身やシンプルな味付けの料理に。(2)爽酒は料理の相性の幅が広く、特に軽快な旨味を持ったものや、清涼感ある風味を持つ料理に◎。(3)醇酒は食中酒に最適。煮付けやしっかりとした味の料理、またクリーム系やチーズなど洋食とも相性よし。(4)熟酒はスパイシーな料理や濃厚な味の料理などがおすすめ。食後酒にもよし。
それぞれの特徴を知って、いろんなお料理とのマリアージュを楽しんでみてください!
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