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かの楊貴妃も愛した、幻の桃“ばんとう”を食す
【レポート:伊集院麗華】
ごきげんよう、みなさま。栄えある第一回の食キングニュースを担当させていただくのは、高級料理とレア食材担当の伊集院麗華でございます。アタクシ、おいしいものを食べるためにお金に糸目はつけませんのよ。ときに『蟠桃(ばんとう)』という桃をご存知?
これは揚子江域原産のたいへん珍しい桃なのよ。幻の桃と呼ばれるだけに希少価値も高く、西遊記に登場する孫悟空が猪八戒と一緒にこの蟠桃を食べて不老長寿を得たと紹介されていたり、そのあまりのおいしさに楊貴妃が宮廷の果樹園のみで育てさせて独り占めしたと云われたりと、さまざまな逸話も残されているんです。
楊貴妃が好んで食べていたなんて、まさにアタクシにふさわしいフルーツ。親近感を覚えるわー。
でも安心して。市場に出回るの数はすごく少ないけれど、日本でも買えます。そこで珍しい果物を数多く取り扱っていることで有名な果物店にお話をうかがいました。
「この桃は栽培方法が難しくてしかも傷みやすいから、日本でも山梨や福島県のごくわずかな生産農家でしか作っていないんです。ウチでも毎年どのくらい入荷できるかわからないしお値段もそれなりにしますが、すっごくおいしいから一度食べてみてくださいよ」(「かりんの松岸」ご主人の岸 勝正さん)
もちろん、アタクシも食べてみたわ。
見た目は中心が凹んだ楕円形で、すでに“レア”感たっぷり。なんだかペコちゃんみたいでかわいいの。お口に入れると甘みと旨みがバランスよくギュッっと詰まってて、一度食べたら忘れられないお味。年に一度の発売を心待ちにするファンが多いのも納得だわ。
幻の桃を食べられる期間は夏の間のほんの数週間だけ。予約は受け付けてないようですので、ご希望の方はお急ぎあそばして。こちらではネットで通販もしているわ。
●記事で紹介した果物店
http://karin-matsugishi.com/






